ベトナム
2019.11.21
バイクだらけ…!?ベトナム・ハノイの交通事情についてご紹介!
株式会社カエルエックス のベトナム現地日本人スタッフの盛です。
今回は私が住んでいるベトナムの首都ハノイの交通事情についてお伝えします。
東南アジアはどこも車やバイクが多い印象があると思いますが、ハノイでもまさにどこに言ってもバイクばかり…という状況になっています。
ベトナムは…どこもかしこもバイクだらけ!
- ベトナムではバイクが主な交通手段となっており、通勤手段や仕事での配達はもちろん家族でのお出かけ等にも利用されているので、ラッシュ時には道路はバイクでいっぱいです。
また日本の原付きバイクと比べて100cc以上のものが多く、スピードを出すことも簡単です。
バイクだらけのハノイですが、交通ルールはあるようでないような…というのが現状です。
道路標識や信号機などはあるにはあるのですが、皆さんとても自由な運転をしています。
歩行者が危険な目に合う確率は日本よりも高いです。またクラクションをよく連打されます。
ベトナム・ハノイで危険な車両を5つご紹介!
日本と比べると危険な交通状況ですので、注意すべき車両をいくつか紹介します。
是非ベトナムに訪れる前にチェックしてくださいね。
- 路線バス
- 過積載のバイク
- 電動自転車
- 暴走バイク
- ながら運転バイク
1. 路線バス – 大きな車体に強引な運転 –
- ハノイの交通ではバイク以外に路線バスも多く走っています。ハノイにはバスの優先レーンが基本的にあるのですが、ない道路もたくさんあるようです。
- バスも運転がとても荒いので近づかないことをお勧めします。運転手の死角も多いので接触事故を起こす危険性が高いです。横断歩道でもバスが通過するのを待つのがオススメです。
2. 過積載のバイク – 荷物が凶器に –
- ただでさえ強引な運転が目立つベトナムですが、資材等を運搬しているバイクが特に危険です。バイクの後ろにトタン板や鉄パイプを強引に載せており、歩行者に怪我をさせることもあります。
- 資材以外にも、大型テレビを荷台に括り付けたり5人乗り等の無茶な乗り方のバイクもあります。重量が重くなるとハンドルやブレーキが効きづらく危険です。
見かけた場合は無闇に近寄らないことをオススメします。
3. 電動自転車 – 音もなく忍び寄る –
- ここでいう電動自転車は日本でよくある電動アシスト自転車ではなく、
- アクセルを捻るとペダルを漕がなくても進んでいくタイプの電動自転車です。
- これの危険なところは駆動音の小ささです。よそ見をしていると接近に気が付き辛いです。
- また、運転しているのは学生などの若者が多く、歩道などを走行するなど、自由な運転を繰り広げるので要注意です。
4. 暴走バイク – とにかく飛ばすスピード狂 –
- 日本でいう暴走族とまでは行きませんが、とにかくスピードを出しまくるバイクです。
- 一般に普及しているバイクはスクータータイプが多いのですが、中型以上の高級バイクや改造バイクでとにかく飛ばす人がたまにいます。この手のバイクは、電動自転車とは逆に騒音を出すので見つけやすいですが、轢かれた場合は大惨事になってしまいます。
5. ながら運転バイク – 一番の要注意車両 –
- 日本でも駅構内での歩きスマホが問題になりましたが、ベトナムではスマホを使用しながらバイクを運転している人がいます。運転手が前方不注意の状態になりやすく非常に危険です。私の知人は横断歩道でスマホながら運転バイクに轢かれて怪我をしてしまいました。
以上、簡単にはなりますがベトナム・ハノイの交通事情についてご紹介致しました。
いつくかの危険な事例を紹介しましたが、注意して過ごせばハノイは楽しいところなので
旅行や出張でハノイにお越しになる際は十分にお気をつけください。
現地からは以上です。
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