ベトナム
2020.03.05
ベトナム人は同じ名字が多い…!?どうやってスタッフを呼び分けているかお教えします!
株式会社カエルエックス クライアントワーク事業部の米澤です。
今回はベトナム人スタッフの呼び方についてご説明いたします。
ベトナム人は同じ名字や名前を持っているスタッフが多く、同じ「グエン」さんでも弊社の小さなラボですら4名居たりと、仕事を進める上で混乱してしまうことも多いです。
そこで弊社流のベトナム人スタッフの呼び方についてご説明いたします。
同じ名字が4割…?ベトナムってなんでこんな同じ名前が多いの?
- ベトナムの名字は王朝の名前から取られていることが多く、日本では29万個ある名字もベトナムでは250個ととても少ないんですよ。
なかでもベトナム最後の「グエン王朝」から取られた「Nguyễn(グエン)」さんと名字が人工の約40%を占めています。
日本でも多い「佐藤」や「鈴木」ですら1.5%なので、その多さがよくわかりますね。
ベトナムで多い苗字は…?
- 1. Nguyễn(グエン)
- 2. Trần (チャン)
3. Lê (レ) - 4. Phạm (ファム)
- 5. Hoàng / Huỳnh (ホアン / ヒュイ)
このあたりの名字が多いようです。
弊社でもNguyễnさんは4名、Vũさんは3名、Trịnhさんは2名といった感じで同じ名字のスタッフがたくさんいます…。
じゃあどうやって呼ぶのが良いの?
- 日本では会社のスタッフ同士は基本「名字」で呼ぶことが多いですが、ベトナム人は「名前」で呼ぶことが基本です。
なぜなら「グエンさん」と呼んだらスタッフの半分が返事してしまいますよね…。
なので慣れないかもしれませんが、名前で呼んであげるのがベストです。
同じ名前の場合は、外見などを形容詞として付け足すことが多いですよ。
例えば「大きいホアンさん」「小さいホアンさん」「メガネのホアンさん」みたいな。
日本ではあまり外見のことにふれるのはタブーですが、ベトナムならではですね。本人たちも気にしていないみたいです。
それを踏まえて弊社ではどうしているのか…呼び方の決定版がここに!
- 弊社では全てのベトナム人スタッフを「Slackのユーザーネーム」で呼んでいます。
急にIT企業感出てきましたね…。
弊社ではベトナム人のSlackネームは基本的に「名前+名字の1文字目の英語+ミドルネームの1文字目の英語」が多いです。
特にルール化したわけではなくてみんな同じ規則で名前をつけているので、ベトナムではポピュラーな名前の表現方法なのかもしれませんね。
例えば弊社にいる
「Pham Van Duc」さんは「DocPV(ドゥック ピーブイ)」
「Le Dinh Duc」さんは「DocLD (ドゥック エルディー)」
みたいな感じで呼んでいます。会議でタスクを振る時なども、同じ感じで呼んでいます。
ちなみにベトナム人スタッフ間でも同じ名字・名前の人は「ドゥック ファムさん」「ドゥック レさん」みたいな感じで名前のあとに名字をつけて呼んでいるそうですよ!
以上、簡単にはなりますがベトナム人スタッフ同じ問題の解決法をご紹介致しました。是非ハノイを訪れた際は探してみてくださいね。
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